こんにゃくにまつわる文化

毎日の食文化

こんにゃくは寅の日

昔は毎日食べるおかずが決まっていたようです。
例えば、寅の日はこんにゃく、卯の日は豆腐、巳の日はおすし、というふうに…。その文化を人々はこんなふうに言ったそうです。寅こんにゃく、卯とうふ、巳すしー。日々食べるものが決まっていれば、おかずを考える手間も省けて、かえって便利だったかもしれません。現在のように食生活が贅沢でない頃は、それでよかったのかもしれません。だんだん失われていくしきたりですが、知っていただきたいと思います。

コンが尽きたらコンを食べよ

「精魂尽きた」という言葉がありますがこんなときには、だいこん、れんこん、こんぶ、こんにゃく、ごんぼうなどを食べればよいとされています。
百科事典「倭漢三才図絵」には、「俗にいう、こんにゃくは腹中の土砂を下ろし、男子最も益ありと。そのよるを知らずといえども呼吸器病を治すに効あり」などとして、こんにゃく健康法を説いています。